
本日20日から「大恩塚展 vol.1」が始まります。
陶芸家としての恩塚正二さんをご存知の方が多いと思いますが
陶芸をされる前は油絵をされていました。
70年代の油絵はこれまでも何度か拝見してきましたが
晩年、オブジェを制作されていたときと空気感やリズムが驚くほど同じなのです。
ああこの構図も、もう油絵のころからあったのだと
あらためて驚かされることも多々あります。
作品に入る楽しいフレーズも
昔からすでに息づいていたことがよくわかります。
MORISで初めて展示してくださったのは2015年
恩塚さんとは母のお店 陶碗人 の頃からご縁があり
自宅でもずっと恩塚さんの器を使ってきて
あまりに好きだったので
MORISを始めたとき「ぜひ展示を」とお願いしました。
そのときには
「もう陶芸はやっていなくて今は骸骨を作ってるんだよね」と…
骸骨 !?!? と一瞬思いましたが
あの器を作っていた恩塚さんの骸骨なら、きっと面白いに違いない。
そう思ってお願いしたのが、あのガイコツ展でした。
骸骨というと、どこかダークなものを想像しますが
恩塚さんのガイコツはカタカナのガイコツ。
やっぱり愛らしい。
そしてかっこいい!
ガイコツ展のあと、恩塚さんから
「毎日新作が溢れるように出てくるから
死ぬまで毎年MORISで展示をさせて欲しい」と連絡があり
その言葉の通り、毎年続けて展示をしました。
MORISのお客さんはおもしろがってくれて嬉しいと
よく仰っていました。
いつも恩塚正二展にお越しくださるみなさまに
あらためて心より御礼を申し上げます。
今回はフレームに収まったものから
ガイコツ本体そのままのものまで、さまざまに並びます。
ひとつとして同じものはありません。
そして、ガイコツ制作期の前後に生まれた作品
クモノストリ棒、コンパス娘、アシ、誕生仏、イヌ、などもご覧ください。
どれもそれぞれに物語があり
恩塚さんの力強いエネルギーを感じます。
どうぞゆっくりご覧ください。
ガイコツを見ていると
楽しそうに制作の話をされていた
恩塚さんの姿も思い出されます。
大恩塚 展 vol.1
2026 2/20(金) – 3/1 (日)
open 11am-6pm
会期中休 2/24
Vol.1 | 油絵・ブリキ作品
Vol.2 | 陶器・墨絵(2026年4月上旬開催予定)
Vol.3 | 木・紙作品(2026年6月下旬開催予定)