二〇一九年
十一月十七日　星期天　 – 十一月十八日　 星期一

[ 月乃音中国茶・茶の評鑑定 ]

『茶葉の種類』

茶樹から芽や葉を採取して各種の茶に加工する
一次加工茶　六大分類～茶の発酵を基礎に加工し分類
二次加工茶　花茶、緊圧茶、果味茶、薬膳茶など～再加工また添加することで新しい特徴を引き出す
（再加工茶)

『発酵とは？』
茶葉自身が持つ酸化酵素（自己分解酵素）の働きにより茶葉の特徴や質が変化する「自家発酵」
一方、黒茶や黄茶の場合は茶葉を速やかに加熱処理を行い酸化酵素の働きを止める
その後、微生物の働きにより内部の構造分解の影響でゆるやかに味わいが変化する「菌類発酵」

1
緑茶　　不発酵茶　　龍井茶／碧螺春／黄山毛峰

生産地も広大で中国茶の7割以上の生産を占める
カテキンにより解毒、覚醒、疲労回復の効果

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2
白茶　　弱発酵茶　　白豪銀針／白牡丹／寿眉

福建省が主産地　現在は台湾や日本でも注目が高い
精神安定や解熱効果が高、香港やマカオの飲茶文化

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3
黄茶　　後弱発酵茶　霍山黄芽／蒙山黄芽／君山銀針

皇帝への献上茶として名を馳せ最も生産量が少ない茶
嗜好性が高く陳年の老茶は一段と味わいふかい

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4
青茶　　半発酵茶　　岩茶／鉄観音／鳳凰単叢

発酵の幅が最も広くその香りが魅力となる
福建省、広東省、台湾のみで生産する、総称名が烏龍茶

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5
紅茶　　完全発酵茶　祁門／正山小種／滇紅

紅茶のルーツ中国の福建省武夷山　ポリフェノールと
ビタミン多く含み体の保湿保温と風邪の予防に良効

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６
黒茶　　後発酵　菌類発酵茶　普洱茶／六堡茶

雲南省中心に少数民族の多い西南地区で茶園栽培や野生茶
脂肪分解リパーゼにより食中茶を兼ねた健康茶として最適